「違法」と「不当」は、法律上の意味が異なります。
簡単にいうと、違法は法に違反することです。一方、不当は、法に必ずしも違反するわけではないものの、法の目的や趣旨から考えると妥当でないことをいいます。
法律上の「違法」とは、法に違反すること
「違法」の意味
「違法」とは、法に違反することです。法の規定に反する場合などに、「違法」と表現します。
法律上の「不当」とは、法の目的や趣旨から見て妥当でないこと
「不当」の意味
「不当」とは、法に必ずしも違反するというわけではないものの、法の目的や趣旨から考えると妥当でないことをいいます。
不当と評価されたからといって、必ず違法になるわけではありません。違法は法に違反することを指し、不当は法の目的や趣旨から見て妥当でないことを指します。
「違法」と「不当」の違いを比較
| 項目 | 違法 | 不当 |
|---|---|---|
| 意味 | 法に違反すること | 法に必ずしも違反するわけではないが、法の目的や趣旨から見て妥当でないこと |
| 判断の基準 | 法に違反しているか | 法の目的や趣旨から見て妥当か |
両者を混同しないための整理
違法は「法に違反しているか」が問題となり、不当は「法の目的や趣旨から見て妥当か」が問題となります。そのため、不当であっても、必ず違法といえるとは限りません。
まとめ
- 「違法」は、法に違反すること
- 「不当」は、法に必ずしも違反するわけではないものの、法の目的や趣旨から見て妥当でないこと
- 不当だからといって、必ず違法になるとは限らない
