副知事・副市町村長とは?選任方法や任期、職務をわかりやすく解説

副知事・副市町村長は、知事や市町村長を支える地方公共団体の補助機関です。都道府県では「副知事」、市町村では「副市町村長」と呼ばれます。どのように選ばれるのか、任期は何年なのか、どのような仕事をするのかを地方自治法に沿って解説します。

副知事・副市町村長とは

知事・市町村長を補佐する役職

副知事・副市町村長は、知事または市町村長の最高補佐機関です。長の命を受けて政策や企画をつかさどり、補助機関である職員の担当する事務を監督します。

副知事は都道府県に、副市町村長は市町村に置かれます。いずれも、長を補佐しながら行政運営を支える役職です。

設置人数と置かない場合

副知事・副市町村長は1人置かれます。ただし、条例で定めれば、置かないことも可能です。また、置く場合の人数(定数)も条例で定めます(地方自治法161条)。

副知事・副市町村長の選任方法

知事・市町村長が選任する

副知事・副市町村長は、知事または市町村長が選任します。ただし、長が選任するには、地方公共団体の議会の同意が必要です(地方自治法162条)。

長による選任と、議会の同意を経て就任する仕組みです。

任期と解職

任期は4年

副知事・副市町村長の任期は4年です。知事や市町村長の任期も4年です。

任期途中でも解職できる

任期は4年と定められているものの、知事または市町村長は、任期の途中でも副知事・副市町村長を解職できます。そのため、4年間の在職が必ず保障されているわけではありません(地方自治法163条)。

副知事・副市町村長の職務

政策・企画をつかさどる

副知事・副市町村長は、知事または市町村長の命を受けて、政策や企画をつかさどります。

職員の担当事務を監督する

補助機関である職員が担当する事務を監督することも職務の一つです。

知事・市町村長の職務を代理する

知事や市町村長に事故があるとき、または長が欠けたときは、副知事・副市町村長がその職務を代理します(地方自治法152条1項、167条1項)。

まとめ

  • 副知事・副市町村長は、知事・市町村長を補佐する最高補佐機関である
  • 長が選任し、議会の同意を得て就任する
  • 任期は4年だが、長は任期途中でも解職できる
  • 政策・企画、職員の監督、長の職務代理を担う
  • 1人置かれるが、条例で置かないことや定数を定めることもできる