刑法の構成要件とは?犯罪行為を特徴付ける事実をわかりやすく解説

構成要件とは、犯罪行為を特徴付ける定型的な外形的事実のことです。犯罪に関する法律上の要件として、犯罪行為を一定の類型に整理したものといえます。

構成要件とは犯罪行為を特徴付ける事実のこと

構成要件の意味

構成要件とは、犯罪行為を特徴付ける定型的な外形的事実です。刑法上、犯罪行為を判断する際の基準となる事実を指します。

「定型的」とは、犯罪行為を個別の出来事としてではなく、法律が定める一定の類型として捉えることを意味します。

構成要件と法律要件の関係

法律要件とは、法律効果を生じさせる原因となる客観的な事実のことです。法律要件には、意思表示などの主観的な要素も含まれます。

構成要件も、犯罪行為を特徴付ける事実を定めたものとして、法律上の要件に当たります。

構成要件には主観的な要素も含まれる

構成要件は、外形的事実だけで構成されるとは限りません。故意などの主観的な要素も含まれます。

したがって、構成要件を考える際には、外部から確認できる行為などの事実だけでなく、行為者の認識や意思に関わる要素が問題となる場合もあります。

構成要件と法の適用

裁判官は裁判において、まず事実の有無を判断します。これを事実認定といいます。そのうえで、認定した事実に法律を当てはめ、判決という結論を出します。この一連の作業を法の適用といいます。

構成要件は、犯罪行為を特徴付ける定型的な事実として、法律を具体的な事実に当てはめる際に関係します。

まとめ

  • 構成要件とは、犯罪行為を特徴付ける定型的な外形的事実である
  • 構成要件には、故意などの主観的な要素も含まれる
  • 裁判では、事実認定をしたうえで、認定した事実に法律を当てはめる

構成要件とは、犯罪行為を法律上の一定の類型として特徴付ける事実です。外形的事実だけでなく、故意などの主観的な要素も含まれます。