不法条件とは?違法・公序良俗に反する条件の効力を解説

不法条件を理解するための「条件」とは

条件とは、将来発生するかどうか不確実な事実に法律行為の効力をかからせること

条件とは、法律行為の効力の発生または消滅を、将来発生するかどうか不確実な事実にかからせることをいいます。

法律行為の効力が条件の成就によって発生するものを停止条件、条件の成就によって消滅するものを解除条件といいます。

不法条件とは

不法条件の意味

不法条件とは、条件の内容が不法であり、または公序良俗に反するような条件をいいます。

不法条件にあたる2つのパターン

不法条件には、次のようなものがあります。

  • 不法な行為をすることを条件とする場合
  • 不法な行為をしないことを条件とする場合

不法な行為をしないことを条件とする法律行為も、民法132条により無効となります。

不法条件を付けた法律行為の効力

不法な条件を付した法律行為は無効

民法132条は、不法な条件を付した法律行為を無効としています。

つまり、不法な条件を付けた場合、その条件だけでなく、その不法な条件を付けた法律行為自体が無効となります。

不法な行為をしないことを条件とする法律行為も無効

不法な行為をしないことを条件にした法律行為も、民法132条により無効です。不法条件は、すべて無効となります。

まとめ:不法条件は法律行為を無効にする

不法条件とは、条件の内容が不法であり、または公序良俗に反するような条件です。

不法な行為をすることを条件にする場合だけでなく、不法な行為をしないことを条件にする場合も含まれます。不法な条件を付した法律行為は、民法132条により無効です。