都道府県条例と市町村条例が抵触したらどうなる?優先関係を解説

都道府県条例と市町村条例が抵触した場合は、都道府県条例が優先される

都道府県条例と市町村条例が抵触した場合は、都道府県条例が優先されます。

市町村は、都道府県条例に違反して事務を処理することができません。

都道府県条例が優先される法律上の根拠

地方自治法は、市町村が都道府県条例に違反して事務を処理することを禁止している

地方自治法2条16項は、市町村および特別区が、当該都道府県の条例に違反して事務を処理してはならないと定めています。

条例は、原則として制定した地方公共団体の区域内で効力を持ちます。しかし、市町村は、その事務を処理するにあたり、都道府県条例に違反することはできません。

都道府県条例に反して行った地方公共団体の行為は無効になる

さらに、地方自治法2条17項は、前項に違反して行った地方公共団体の行為を無効としています。

したがって、市町村が都道府県条例に反して事務を処理した場合、その行為は無効となります。

市町村条例との関係

市町村条例が都道府県条例と抵触する場合、市町村は、その条例に基づいて都道府県条例に違反する事務処理をすることができません。

「市町村条例があるため、都道府県条例には従わなくてよい」という関係ではありません。

まとめ

  • 都道府県条例と市町村条例が抵触した場合は、都道府県条例が優先される
  • 市町村は、都道府県条例に違反して事務を処理できない
  • 都道府県条例に反して行った地方公共団体の行為は無効となる