地方議会の議長と副議長は、議員の中から議会の選挙によって選ばれます。この記事では、地方議会における議長・副議長の選任方法、職務、辞職のルールを解説します。
地方議会の議長・副議長とは?選任方法と任期
議員の中から議会が選挙する
議会は、議員の中から議長と副議長をそれぞれ1人ずつ選挙しなければなりません(地方自治法103条1項)。
議長1人、副議長1人を置く仕組みです。
任期は議員の任期による
議長と副議長の任期は、議員の任期によります(同条2項)。
議長と副議長の職務
議長の職務
議長は、次の職務を担います(地方自治法104条)。
- 議場の秩序を保持する
- 議事を整理する
- 議会の事務を統理する
- 議会を代表する
また、議会または議長の処分・裁決に係る地方公共団体を被告とする訴訟では、議長がその地方公共団体を代表します(同法105条の2)。
副議長の職務
副議長は、議長に事故があるとき、または議長が欠けたときに、議長の職務を行います(地方自治法106条1項)。
議長・副議長は辞職できる?辞職の方法
議会の許可を得て辞職する
議長と副議長は、議会の許可を得て辞職できます(地方自治法108条)。
副議長が議会の閉会中に辞職する場合
副議長は、議会の閉会中においては、議長の許可を得て辞職できます。
- 通常の辞職:議会の許可
- 議会の閉会中における副議長の辞職:議長の許可
まとめ
地方議会の議長・副議長は、議員の中から議会の選挙によって選ばれます。議長は議場の秩序保持や議事整理、議会の事務の統理、議会の代表を担い、副議長は議長に事故があるとき、または議長が欠けたときに議長の職務を行います。辞職には議会の許可が必要ですが、議会の閉会中に辞職する副議長は、議長の許可を得ることになります。
